休憩時間を長くしたら残業代が増えた

もともと会社のルール

就業時間
午前8時00分~午後5時00分
休憩時間
午前12時00分~午後1時00分

なんら変わりのない規定ですが社長はみんなのことを思い次のように休憩時間を増やしました

変更後の会社のルール

就業時間
午前8時00分~午後5時00分
休憩時間
午前10時00分~午前10時15分
午前12時00分~午後1時00分
午後3時00分~午後3時00分

これもなんら変わりのない規定ですがここに落とし穴があります

なぜ、残業代が増えたのか?

残業代を計算する場合はその人の時給単価を基にします。

例 月給者) 月給÷月平均労働時間=時給単価
日給者) 日給÷所定労働時間=時給単価
休憩時間を増やすということは分母である労働時間を少なくしていまうので残業単価が上がります。

この問題を解決するには、ただ単に休憩時間を増やすのではなく、休憩時間を増やすことによって時給単価が上がらないような仕組みつくりを並行して考える必要があります。

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